忌野清志郎
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日本を代表するパンク・ロッカー、ゴッドこと忌野清志郎さんが2日、がん性リンパ管症のため亡くなられた。

58歳・・・。

「音楽は時代の刺激剤であるべきだ」との信念を持ち、政治的なメッセージを込めた歌も歌った。
そのため、反原発を扱ったアルバム「COVERS」やパンクロック風にアレンジした「君が代」が入ったアルバム「冬の十字架」が一時、発売中止になったり、コンサートで突然「あこがれの北朝鮮」「君が代」を歌って、FM中継が中断したこともあった。

パンク・アレンジされた「君が代」は衝撃的でした。
僕も昔、「COBRA」というパンク・バンドがライヴのオープニングで「君が代」をSEとして流していた時にパンクアレンジを考えたんだけれど実際には出来なかった。

泥だらけで赤ん坊を抱いている清志郎さんが素敵だと思ってた。

70年代のパンクもそうなんだけれど、政治的背景に対する自分たちの想いを唄に載せる事。
無関心で愛と恋をいつまでも叫んでいるよりは、余程彼らの方が真剣に向き合っているんじゃないかと思う。
だって興味を持って考えなければ、反発さえも出てこないでしょう。

でも、その中でも特に愛のあるパンク・ロッカーだったと思う。

日本武道館を「こんなせまいライブハウスは初めてだぜ!」と言う忌野清志郎。

日本詞で歌を唄う事を「ただ単に英語ができないから日本語で唄ってるだけ。いつも日本語で喋っているし日本語しか喋れないから、日本語で歌を唄う以外ないという感じなのね。やっぱ、意味が分かってないと唄えないでしょ」 という言葉に共感し、自分もそうであった事。

忌野清志郎。

がん。

絶対的に理不尽で人類に不利な戦い。

薬物過剰摂取で死ぬパンクロッカーも多いけれど、最後まで約3年間に及ぶ病気との戦い、天命をまっとうし、そして最後まで唄うことを止めなかった忌野清志郎。

全ての言葉に愛があった、パンクロックの先輩として、人として、僕は尊敬します。

ありがとうございました。

安らかに眠って下さい。



■愛すべき清志郎語録

「ビートルズがこういう頭してんだよ。学校の先生よりジョン・レノンの方が好きだもん」
(高校時代、風紀の先生に長髪を注意されて)

「(みんなが)最近、ローリング・ストーンズを知ったんじゃない?」
(RCはストーンズの物真似だという批判に対して)

「あるよ。ある予定なんだけど、残念ながら社会の方にないみたいね(笑)、こっちに対しては」
(「夜のヒットスタジオ」に出演時、テレビカメラに向かってガムを吐きかけるなどの悪ふざけをしたことに関し、「自分に社会性はあると思うか?」という雑誌のインタビューに答えて)

「ストーンズだけどさ、あのステージを観たら、なんて言うか、…孤独感が消えたんだよね。ほら、…僕は孤独でしょ(笑)。でも、もう孤独感は消えた。…うまく言えないけど」
(1982年のローリング・ストーンズ、ロス公演を観て)

「本当にいいものは生きているうちは認められないんだと思ってたもん。当時は」

「ビートルズなんて、大した才能じゃない。彼らが日本人だったら、あんなになりゃしなかった」

「ロックでメッセージを伝えるのはダサいなんて言ってる奴は、ロックをわかってないと思うな」

「周囲より僕は歌の力ってのを信じてます」

「槇原のを回収しているのなら、ビートルズやジミヘンも回収しろって(笑)」
(薬物所持で逮捕された槇原敬之の作品が回収されたことに対して)

「民主主義国家だとか言論の自由だとか小さい頃から教わってきたわけじゃない?日本はいい国だって。結局は自分のやりたいことをやろうとすると、こんなことになっちゃって…」
(RCのアルバム『COVERS』の発売中止が決定したことを受けて。)


■清志郎さんの闘病中の直筆メッセージ
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by junkichi-no9 | 2009-05-04 00:05 | 音楽
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