金曜ドラマ「スマイル」
e0000847_240825.jpg

ある出来事が原因で失声症になってしまったにもかかわらず、太陽のような笑顔がまぶしい純粋な少女、花(新垣結衣)。
そして、人を食ったような笑顔が印象的な目立ちたがりのミーハー弁護士、伊東一馬(中井貴一)。
ビト(松本潤)が出会った花、一馬、それぞれの笑顔の裏に隠された秘密と過去、心の傷がやがて3人を結びつけていく。
3人の出会い、恋、反発、そこから生まれるきずなは、それぞれの運命を翻弄しやがて社会に大きな波紋を広げていくことになる。

脚本: 宅間孝行
演出: 石井康晴
出演: 松本潤、新垣結衣
小池栄子、徳山秀典、鈴之助、北見敏之、池内博之、勝村政信
前田吟、いしだあゆみ
中井貴一ほか
プロデューサー: 瀬戸口克陽ほか


最近久々に連続ドラマを観ている。
中でも特に面白いと思ったのがこの「スマイル」だ。

僕の場合、ストーリーだけではなく役者の芝居も楽しみの一つでワクワクする職業病のようなモノがある。
実際、映画「亡国のイージス」で目が離せなくなった中井貴一さん。
映画「亡国のイージス」は原作の大ファンで、その中でも中井貴一さんだけは完全に自分の中で活字が立体化された登場人物であった。
これには読み手の個人差があるにせよ、完璧な役作りだと思った。

そして今回のドラマ「スマイル」、すごくいいです。
中井貴一さんぐらいになってしまうと、芝居ってなんだろうと考えさせられてしまう。
もうフィクションだとかリアリティとかいう言葉自体何なんだろうと。
極限のリアリティは役所浩二さんとか頭にすぐ浮かぶけれど、山崎努さんみたいな遊びというか、そういった魅力がありますよね中井貴一さん。

ヒロインの新垣結衣さんもメチャクチャキュートで、いいんですよね。
どんな役でも無色透明にこなせるんだろうな。

徳山秀典さんは昔共演させていただいたことがあって、その時とは比べ物にならないくらい色気というか魅力が増してました。

主演の松本潤さんは大変なんだろうなぁと思う。
どんな作品でも主演って作り手のイメージがほぼ完成されているので、ある意味不自由な部分の多いポジションンなんですよね。
本当に1クール(約3か月)の持久戦。

ウチのバンドもそうなんだけれど、ドラムとギターをシンプルに作っているので、その合間を縫ってベースが遊べるようにしてあるのね。
それは元々自分がシンプル・ギターにベースありきのリズム隊が好きな構成なんだとは思うんだけれど。
つまりみんながギチギチにテクニックやオカズを盛り込んでしまうと、派手になるようでいて全体のバランスは窮屈になってしまう。
それは作風を変えてしまうから使いどころを選ばなければいけない。
クドカンさんなんか得意だよね、そういうの。
このドラマを「木更津キャッツアイ」みたいに派手にしちゃうと作風変わるでしょ!

カッチリ押さえるポジションの役があって、はじめて役者の遊びがキャラクターを形成して浮き彫りになる。
そこを上手く使えるのが「面白い芝居」と言わしめたる部分なんだと思う。

そんな見どころもたくさんあるドラマ「スマイル」。
最近の楽しみの一つです。



「スマイル」





================================
<我妻純吉 魂の軌跡>

「Balletta Butterfly」My Space

「Balletta Butterfly」My Space mobile

「Wiz/Out」

「フローズンライフ」

「アディクトの優劣感」

================================
[PR]
by junkichi-no9 | 2009-05-10 02:42 | 役者日記
<< 素足に靴 第3回 Ballettaバトン... >>