近年映画化される作品が多い。
振り返ってみれば、やれ漫画だ、小説だと確かに異常に多いですね。
僕も映画も漫画も小説も好きで良く観る。
何々の映画化と聴くと
『何っ!?』と観る。
そして切なくなり帰路につく事もあった。
そもそもよく考えてみれば、漫画のスケールを実写にするにはとんでもないバジェットがかかるし、小説もそうだが、あの重厚な内容をキャラクター紹介含め2時間の尺で作るのは無理がある。
しかも原作を知ってる場合、否が応でも間違い探しをしてしまう。
キャラクターがイメージとかけ離れてるとか、あのエピソードが無いとか。
コレでは映画本来の楽しみ方が出来てない気がする。
もう別物と考えて観るのが利口なのかな。
で、秀作にはただただ感動すりゃいいんじゃないかと!
だからこそ、オリジナルの映画で素敵な作品に出会った時は特に幸せな気持ちになる。
それは無理やり尺に収める作りではなく、『映画』として作り手が全てをゼロから吐き出して作っているから。
スタート地点から違うんだろうなきっと。
僕は多分心にいつまでも残り、人に薦める作品はどれもオリジナル作品の映画だと思う。
今までもそうだった。
誰々監督の何々という作品って。
そこに『原作は何とかだよね』という会話はない。
そこにこだわっている監督には考えられない努力が伴うと思うが、作り手も観る側も互いに同様の感動を得られると思う。
そんな現場にいられる役者は更に幸せを感じるハズなんだ。
あ、そんな情熱の塊、勝手に撮ったりしちゃダメですよ!
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<我妻純吉 魂の軌跡>
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「Wiz/Out」
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「フローズンライフ」
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「アディクトの優劣感」
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