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役者としての父。
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今日は僕のウェブ企画「Caffe」第2回のインタビュー兼スチール撮影で、映画監督、ハイビジョン・ディレクター、大学教授といくつもの顔を持つ安藤紘平さんのお宅におじゃまさせていただきました。

僕と安藤監督との出会いは、僕の銀幕デビュー作でもある「緑の光」の撮影でした。
この映画の現場に少しだけ顔を出していただけたのが、僕にとっては運命だったんです。
肝心の僕はというと、映画の現場なんて初めての体験で毎日テンパってましたし、まさかそんな著名な方だとは露知らず、普通にお話させていただいてました。
今考えると恐ろしいです…。

そして映画が完成し、完成試写会での打ち上げでの事。

安藤さんにお礼を伝えたく挨拶に伺ったところ、なんと嬉しいお話をいただいた。
「沢村君、とっても良かったよ。今度一本映画を作るんだけれども、良かったらその台本読んでみないかい?」
これが後に撮影する「かめ」の台本だった。

こうして安藤さんと映画で関わる事が出来た。
この「かめ」の撮影で僕はまた役者にのめり込む。

今考えると、何で僕を使っていただけたのか分からない。
その時期プロダクションにも入っていたし、自分のお芝居というものに悩み続け迷っていた時期でもあった。

でもこんな僕にでも「良かったよ。」と言ってもらえるなら、このままで上を目指そうと思った。

迷った時、悩んだ時、いつも僕にアドバイスをくれる。
僕の父が亡くなった時に、誰よりも早く一番大きい花と電報を送っていただいた。
本当に人間としても、作り手としても偉大な人で、役者としての僕の父なのです。
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そんな安藤さんには、この「Caffe」の男性ゲストで一番に出てもらいたかった。
そして今日、それが叶った。

それは広大なお話でした。
これからの映画の未来を切り拓くような。
そして、巨匠、故寺山修司監督への深い愛情と尊敬の気持ちを聞かせてもらえた。
今回のインタビュー、すごくプレッシャーです。
でもしっかりと伝えていきたいと思います。

この日、安藤さんご自慢の美人な奥様の手料理もご馳走になってしまった。
安藤さんの奥様はその界隈では有名な貴賓溢れる方で、料理の腕前も素晴らしいです。
前回は桃のワインゼリー、これは最高でした。
そして今回は、コレ!
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オリジナルパスタ!
そしてカラスミの生ハム巻、ドライトマト&チーズ、ココナッツマンゴーとワイン。
もうすでに日本ではないです。

カメラマンと二人で感動していただきました。
本当に美味しかったです、ご馳走様でした。

素敵な一日でした。

あとは膨大なインタビューをまとめなければ!!
今回、死ぬ気で頑張ります。


今日は夕方から、あるオーディション。
初めて挑戦したコント。
これはキビシーです。
西田美歩ちゃんにもダメ出しされた笑い…。
「WIZ/OUT」メンバーに言わせると僕は天然らしいのですが、果たして狙ってやる事はできる日が来るのでしょうか???
by junkichi-no9 | 2005-10-09 22:47 | 役者日記
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