今日はこの映画のメインとなる場所での撮影でした。
今の季節、道には落ち葉も溢れ、なんとも風情の漂うシーズンなんですね。
なんかセンチな気分になりました。
紅葉もキレイで、数年ぶりにススキの葉を見ました。
それは実は今まで何度も見ていたのかもしれないけど、きっと見ていなかったんでしょうね。
この景色はなんか懐かしいような。
そんな感じです。
靴紐を結びなおしたら、足元の花に気付く。
そんな感じ。
この撮影は懐かしいものをいっぱい思い出させてくれました。
その一つがブランコ。
久々に乗ったなぁ~。
ギコギコ。
ギコギコ。
立ち乗りしました。
結構、ノリノリで。
今日は3人での絡みだったのですが、3人とも会話はないんです。
すれ違うだけだったり、同じ空間にいるのにお互い認識していなかったり。
実生活でもこういう事って多くあるんじゃないかな。
旧友と実はすれ違っていたとかね。
この作品は監督の実体験から出て来たお話で、懐かしい気持ちでいっぱいになると思います。
それはこの主人公の役作りがあってそう思えたのだけれど。
団地であったり、落ち葉であったり、様々な映像であったり。
お仕事を通じて、こういう気持ちになれるのってすごく幸せな事なんじゃないかって思う。
明日から撮影休暇で少しこの現場を離れるけど、それまでは皆さん、宜しくお願いしますね!