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「flying bird」アフレコ。
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今日は映画「flying bird」のアフレコでした。

朝早く、寝惚け眼鏡でスミマセン・・・。

赤坂にある某スタジオに行ってきました。

本当に久しぶりに相手役だった、女優・阿久根裕子さんと再会。

あれから1年と7ヶ月、僕らは2つも歳をとってしまったね。

そしていよいよ今日をもってして、僕ら役者の役割は終る。

最後の仕上げ、共演者のみんなを思い出しつつスタジオへと向かいました。

今日はとっても寒くて、丁度この撮影をしていたときも寒かったな、なんて考えながら赤坂をスタ歩いていました。

そして下の写真がスタジオ内。
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ここで画を観つつ、監督がボックス内にいる僕らへ指示を出します。

毎回思うんだけれど、声を当てるって難しいね。
しかももう大分時間も経っているし、気持ちが入り込むまでに時間を使ってしまいました。

そして約7時間に亘る録音作業は終了。
左から助監督の奥野さん、阿久根さん、今回のエンジニアの斉藤さん、そして我等が児山監督です。
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思い起こせば一昨年末にこのプロジェクトが動き出して、この作品が僕の役者人生第2章の始まりだった気がする。
過去最大級の減量に本格的な役作り、監督とヒアリングを繰り返し、撮り終えたのが4月だった。

この現場がなかったら、児山監督と出会っていなかったら今の僕はなかっただろうと断言できる。
悩み苦しんだ日々も、みんなと分かち合った喜びも、全部が今では全てが僕の役者としての原点になっているんだと解った。

この作品に関わってくれたみんな、ありがとう。
そして児山監督、本当にありがとうございました。
そしてnoside filmの皆様、この作品を劇場公開まで、どうか宜しくお願いします。

約2年の歳月を得て、今日僕のフライング・バードは終った。
この作品は世の中へ飛び立つんだろう。
それと同時に、それは僕の役者人生においての第2章の終わりなのかもしれない。

でも一つの終わりは、新しい第3章への始まりだと思っている。
だから休んでなんかはいられない、僕も飛ぶつもりだ。
by junkichi-no9 | 2006-11-04 20:00 | 役者日記
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