「スワロウテイル」
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これが映画です。
岩井俊二監督の代表作で、知ってる方も多いと思います。
ミュージシャンとしても大好きなCHARAさんを主演に、三上博さん、伊藤歩さん、渡部篤郎さん、江口洋介さん、山口智子さん、大塚寧々さん、桃井かおりさん等、豪華なキャストを無駄にしない贅沢な作品です。
この映画はある意味一番好きな邦画ですね。
音楽、キャスト、ストーリー、世界観。
どれをとっても素晴らしいです。


その昔、 日本の通貨"円"が世界で一番強かった頃。かつてのゴールドラッシュのような夢を求めて移民がが集まる街を、 人々は"円都(イェンタウン)"と呼んだ。この街で娼婦の母をマフィアに殺された少女・アゲハは、 見知らぬ女・グリコに拾われる。彼女もまた娼婦だった。ある晩、 グリコの客が暴れ出し隣に住む黒人の元ボクサーが止めに入るが、 誤って客を死なせてしまう…。
この舞台は、 "円"に群がる貧しい移民であふれかえる、 日本の無国籍都市。
さまざまな欲望が渦巻くこの街で生きる人々の姿と、 ある少女の成長の物語。

「それで最後に行く場所を天国って言うなら・・・ここが天国ってわけかい?」


僕は以前、上海に留学していた事がありまして、あの独特な町並みをすごくリアルに切り取っています。
活気があり人々が生きているということを感じる、なのに切ないような、そんな空気を持っている不思議な街。
その情景を小林武史氏の音楽が撫でるように流れるんですね。
とても長い映画なんですが、時間を感じさせませんでした。
もう十代の時から何回見ただろう。
辛かった香港での生活時によく聴いていた「愛のうた」は、いつ聴いてもこみ上げるものがありますね。
人は何かを憶えようとするときに、痛みを伴う事で忘れなくなるそうなんですね。
だから僕はきっとこの歌を聴くたびに、あの匂いを思い出し切なくなるんだなぁ。
でも嫌なわけじゃないんですよ、むしろ頑張れる。
この作品を見て、明日を見ないわけにはいかないんです!
そんな大切な映画。
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by junkichi-no9 | 2005-06-23 18:52 | 映画
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